「不感症」は診断名ではありません
不感症という言葉は、日常会話や記事の中で広く使われています。ただ、これは医療機関でそのまま告げられる診断名ではありません。医学の側では、性的な反応や興奮、達すること、痛みといった要素を分けて扱います。日常語の「不感症」は、それらをまとめて一語にしたものです。
ここが、悩みを重くしている一因になっています。まとめて一語にすると、「自分は不感症という状態なのだ」という結論が先に来て、実際に何が起きているのかを見る手前で止まってしまいます。実際にご相談を伺うと、内容はかなりばらつきます。前戯では感じるが挿入では感じない、ひとりのときは感じるが相手とだと感じない、痛みのほうが強くて感じるどころではない、以前は感じたのに最近だけ感じない。どれも「不感症」の一語で語られますが、次に確かめることは全部違います。
「不感症」と呼ばれている状態の内訳
ご相談の内容を分けると、おおむね次のどれかに当てはまります。複数が重なっている場合も珍しくありません。
どこに当てはまるかが分かるだけで、次に何を確かめるとよいかが決まります。無料の10問診断は、この振り分けを短時間で行うためのものです。
「一度も感じたことがない」と「以前は感じた」は分けて考える
最初から今まで一度も感じたことがないのか、以前は感じていたが今は感じないのか。この二つは、確かめる順番が違います。
ずっと感じたことがない場合、試した範囲がまだ狭いだけ、ということが実際にあります。触れられ方の種類、時間の長さ、状況の落ち着き。どれか一つ変えただけで違いが出ることもあり、その確認をしないまま「体質」で片づけている方が多くいらっしゃいます。
一方、以前は感じていたのに最近だけ感じない場合は、変化のきっかけがどこかにあります。体調、睡眠、ストレス、服薬、出産、年齢による変化、相手との関係の変化。時期を思い出せると、当たりがつけやすくなります。ただし、この場合も原因を一つに決める必要はありません。複数が重なっているほうが普通です。
「普通はどうなのか」を基準にしない
ご相談で必ず出るのが「普通の人はどうなんですか」という質問です。感じ方には大きな個人差があり、回数も、達するかどうかも、達し方も、人によってかなり違います。作品や記事に出てくる描写は演出を含んでいますし、周囲の話も、話す人が話したい部分だけを話しています。比較の材料としては使えません。
基準にすべきなのは、ご自身が困っているかどうかです。感じにくくても本人が困っていなければ、直す対象ではありません。逆に、周囲から見て問題が無くても、本人がつらいのであれば扱う理由があります。当サイトも「感じるようにする」ことを目的にはしていません。今どうなっているのかを、落ち着いた状況で確かめられるようにすることが目的です。
医療で扱うのはどこからか
次のような場合は、婦人科や女性外来へのご相談を先にご検討ください。性交時の痛みが続く、出血がある、乾燥やかゆみが強い、生理の状態が大きく変わった、服薬を始めてから変化した、といった場合です。これらは体の側に扱える理由があることが多く、当サイトでは判断できません。
反対に、「検査では問題ないと言われた」「病気ではないと言われたが感じにくい」という段階のご相談は、医療機関では扱いにくい部分です。この場合、確かめられる場が無いことが困りごとの中心になっていることが多く、そこは当サイトでお手伝いできます。相談窓口は、どちらへ行くべきか迷っている段階でもご利用いただけます。
医療とのすみ分けについて
当サイトの無料診断は、感じにくさの背景を整理するための自己チェックであり、医学的な診断や治療ではありません。結果によって病名が決まることも、治ることを保証するものでもありません。痛み、出血、性交時の強い痛み、急な変化、服薬中のご不安がある場合は、婦人科や女性外来など専門機関へのご相談を優先してください。当サイトの0円体験は、専門機関の受診を止めるものではありません。
不感症の無料診断と0円体験を相談する
感じにくさがどこから来ているのかを、10の質問で無料診断できます。診断だけで終えても構いませんし、そのまま初回0円の体験へ進むこともできます。予約や契約をお願いすることはありません。